"SKY DANCING"
Nada Masala vol.3


リリース:2003年9月
(DAK 2112)
78 分


    DAKINI Records のオリジナル・コンピレーション・シリーズの第三作にして完結作となるこの "Sky Dancing -Nada Masala vol.3-" は、80分に及ぶ奥深く躍動的なチルアウト楽曲と著名な画家、伊藤清泉により音をイメージして描き下ろされた装丁画が一体となり完成されました。
    Sky Dancing シリーズはこれまでに日本でのオリジナル・リリース、ヨーロッパ/アメリカへのライセンス・リリースにより2万枚を送り出すDakini Recordsの作品の中でも注目を集めるタイトルとなっています。
    2年にも及ぶ歳月を費やし制作された本作では、レーベル・アーティストである
    MAKYOJAIAJAIRAMJIの新曲はもちろんのこと、新人アーティスト/今後の活動が注目されるアーティストの楽曲やSix Degrees Recordsよりクラブ・ミュージックとワールド・ミュージックを高水準で融合させたアルバムを発表しているKARSH KALEの未発表曲を収録。

    マスタリング: MONBAZA
    カバーアート: 伊藤清泉
    デザイン・コーディネート: Keiku
    編集: Gio (MAKYO)


1.gif 1.) MAKYO<マキョウ> "Pashyanti<パシャンティ>" (東京)

本作'Pashyanti'はMAKYOの4thアルバム"Yakshini"を制作している際に形作られたトラックに更なるダブ・ミックスを施し、インド・ボーカル/フルートと躍動的なパーカッション、広がりのあるアンビエント・サウンドが互いを呼び合うような印象深い楽曲に仕上がった。


2.gif 2.) ASCENDANCE<アセンダンス>
  "Marathon<マラソン>" (スウェーデン)

この作品はJUNO REACTORのオフィシャルDJとして活躍するMike Maguireが主宰するQube Recordsが2001年にリリースした12インチ・シングルからのライセンス・トラックであり、初のCD化となる(2003年8月に発表が予定されているQube Recordsのコンピレーションには同シングルの'The Lost Track'が収録予定)。
ダブ・ハウスとも形容できるこのトラックは絶妙なグルーヴを生み出すベース・ラインに徐々に変化していく催眠的なシンセ・パッドが空間を作り出し、MAKYOのDJプレイの際に欠くことのできない一曲となっていた。


3.gif 3.) BAGESHREE<バゲシュリー> "Bhakti<バクティ>" (カナダ)

カナダのモントリオールを拠点に活動しているBAGESHREEはインド古典音楽のボーカリストであり、音楽制作もこなす女性アーティスト。自らの技術向上の為にインド等世界各地へ赴いている。
インド古典音楽のボーカル・フレーズがエレクトロニック・サウンドとブレイク・ビートで彩られた'Bhakti'は、1980年代にSHEILA CHANDRAが開拓したインディ・ポップを発展させる興味深い楽曲である。


4.gif 4.) KARSH KALE<カーシュ・カーレイ> "Ashes" (NY)

ニューヨーク在住のドラム/タブラ奏者、音楽プロデューサー。2枚のオリジナル・アルバム"Realize (2001年)"、"Liberation (2003年)"のリリース、TABLA BEAT SCIENCEの一員として、HARBIE HANCOCKやBILL LASWELL、TALVIN SINGHのアルバムへの参加ミュージシャンとして各方面から注目を集める存在だ。2003年2月には初来日を果たし、Dakini Records主催のイベントでDJプレイとタブラ演奏を披露し、オーディエンスを熱狂させた。
'Ashes'は映画サウンドトラックの為に作曲されたが、KARSH KALEとMAKYOの交流から"Sky Dancing"に収録されるに至った。伸びやかなシンセ・トーンとエフェクトが施されたリズム、KARSH自身のエレクトリック・タブラの演奏にインド古典のバンスリのフレーズやボーカルが織りなされ、穏やかな雰囲気に満ち溢れた空間を創出した。


5.gif 5.) MACCHIATO<マキアート> "Kenya AA" (ローマ)

ローマ出身の新プロジェクトMACCHIATOはこの'Kenya AA'が初めてのリリース楽曲となる。インスピレーションの源として彼が挙げたのが、こだわりのコーヒーを何杯も飲んだ上でプログレッシヴ・ロック・バンドASHURAの名曲'E2-E4'をじっくりと繰り返し聴くことだという。
軽やかでミニマルなコード進行が微妙に変化する中で、ボーカルや様々なメロディーが自在に音空間を滑空し、徐々にグルーヴが渦巻いていくアンビエント・ハウス作品を作り上げている。


6.gif 6.) JAIA<ジャイア> "Evolving To Outside" (フランス)

JAIAはサイケデリック・トランス/アンビエント双方のスタイルにおいて、緻密で美しい作品を完成させるアーティストとして定評がある。Dakini のサブ・レーベルYellow Featherから発表された2枚組トランス・アルバム"Blue Energy/Blue Synergy"やSky Dancingシリーズの第1、2作に収録された旅するようなアンビエント楽曲からもお分かりいただけるでしょう。
この数年Dj DOMINOのMix CD"Moon"や3D Vision、Iboga Recordsのコンピレーションへトランス作品を提供することが多かった中、'Evolving To Outside'は待望のアンビエント・トラックの登場となる。生命の誕生をモチーフとした本作品は、胎内に包み込まれ深くゆっくりと呼吸するようなアンビエント・イントロから、生命力を感じさせる力強いリズム/ベースが押し寄せる劇的な展開を披露している。


7.gif 7.) ESSA 3<エッサ・スリー>
  "Sundial
<サン・ダイアル>" (サンフランシスコ)

ESSA 3は1990年代中期にサンフランシスコのレーベルZoe Magickから数枚の12インチ・シングルを発表していたユニットであり、メンバーの一人Darshan Jesraniは現在テクノ/エレクトロ・アーティストMorgan Geistと共にMETRO AREA名義で活動を続けている。
この'Sundial'は天空へ舞い上がるような温かなパッド・サウンドから始まり、疾走感のあるドラムスに果てしなく広がってゆく印象を与えるボイス/シーケンスが加わることで、美しいサウンド・スケープを繰り広げる楽曲となった。


8.gif 8.) JAIRAMJI<ジャイラムジ> "Temple" (イギリス)

2003年3月にDakini Recordsからリリースされたデビュー・アルバム"Kindred Spirits"がアコースティックとエレクトロニック両者の魅力をハーモニックに融合させた作品としてアンビエントのみならずワールド・ミュージックを好む人々から絶賛されたJAIRAMJI。
15分にも及ぶ'Temple'はアルバム制作後の新曲であり、Sky Dancingシリーズの音の旅を締め括るに相応しい壮大な世界感を持つ作品となった。即興演奏から生まれる自由で表現力豊かなフルートやアコーステック・ギターの調べと繊細で神秘的なエレクトロニック・サウンド、道程を案内するかのように進んでゆくパーカッションとベース、各々の要素が一体となって旅の果てに辿り着いた景観を鮮やかに描き出した。


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