::: エスノ・アンビエントの魅力を発信するMAKYO :::
'94年当時アンビエント・シーンの代表的なレーベル、Planet DogとSilentから発表した楽曲は衝撃的だった。そのインド古典音楽とアンビエント/クラブ・ミュージックの見事な融合は瞬く間に脚光を集め、BILL LASWELLやALEX PATERSON、YOUTH、MIXMASTER MORRISといった先鋭的なクリエーター達から支持を集める。一方MAKYOは東京を拠点に制作/DJ/オーガナイズと多角的に活動を展開。4枚のアルバムを完成させ、パーティー'Dakini Nights'はKARSH KALEやISHQを招聘する音楽面とベリーダンス等の表現形態が一体となった独特なトライブ感を生み、人々を魅了している。
::: トライバル・グルーヴから透き通ったアンビエントが誘う、音の曼陀羅 :::
"Exotic-此所ではない何所か"MAKYOの新作はまさに、この言葉が相応しい内容だ。インド/アラブ音楽の要素はより濃密に、陶酔的なエレクトリック・サウンドは更に奥深く、それらが一体となって聴き手を惹き付ける。艶やかなボイスと躍動的なタブラやビートがダブ処理により舞い上がる"Clarity(1)"の高揚感から、アラブ音楽の巨匠OMAR FARUKをリミックスした"Laundry Girl(2)"、ベリーダンサーの名を冠した"Nourah(3)"と"Shalale(4)"まで強固なトライバル・グルーヴが渦巻く。オリエンタルなアンビエント・タブで緩やかに包む"Obsession(5)" "Clarity(6)"から空間性が増すと、"Skin As〜(7)"の瑞々しい旋律が遥か彼方まで響き渡り、穏やかな余韻と共に此所へと舞い降りる。